Journal by chyaree
最初に生まれた色 - 色の原点 -
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自然に作られた色なの?と思うほど、
地球はカラフルで美しい。
なんでこの植物は、この動物は、
ここにいて、この形で、この色なんだろう。
そう思うたび、美しいと思う。
人間は、楽しいことばかりじゃない。
それでも、それぞれがここにいて、今がある。
どんな状況も、きっと尊くて、美しい。
ただ今の人間は"生きている"ってだけのことが
難しい社会なのも、現実。
だからこそ、みんなが
「今」を美しく、尊いと思えるような
そんな活動を、CHYAREEでできたらいいなと思う。
私は生命力すら感じる、
地球が生み出す色が好きですが、
文化の三原色を知って、気付かされたことがあります。
世界にどれだけ複雑で豊かな色があふれていても、
私たちが一番最初に認識したのは
光の白、闇の黒、そして命そのものを象徴する
血と火の赤。
文化も暮らしも全く違うはずの言語の中で、
色の名前が生まれてくる順番は、
まず「白と黒」。そして次に必ず現れるのが「赤」。
という研究結果があります。
これは1969年、言語学者バーリンと人類学者ケイが
世界100以上の言語を調べて見つけた、
人類に共通する法則でした。
この白、黒、赤が、
文化の三原色です。
削ぎ落とした先にあるその3色は、
人間が「ただ生きている」という
原点そのもの。
生きているというだけで、尊いんだと
気づかされました。
生きること自体が難しく感じられる社会だからこそ、
手仕事のぬくもりや、糸が織りなす「色」を通して
「今、ここにいて、糸に触れ、呼吸をしている自分」の
愛おしさに、ふと気づける時間。
CHYAREEを通して、そんな瞬間を感じていただけたら嬉しいです。
ものづくりは、
そこに無かったものを、自分の手で形にして、
今ここに誕生させる営みです。
みんなの今が、美しく尊いものであってほしいと願っています。
これからもどうぞよろしくお願いします。
近いうちに、この赤にまつわる色のお話も
できたらと思っています。
さて、3色の後、4色目以降は何色が生まれるんだろう?
この話も、またいつか。
AYAKO KATAOKA
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